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生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
2021年5月19日、星野源さんが新垣結衣さんとのご結婚を発表されました。
星野源さん 1981/1/28
悠然C/自然 鋭敏率直 e-d
新垣結衣さん 1988/6/11
実益D/完璧 外柔内剛 d-d
私の経験則上、悠然と実益のカップルは多いですが、このお二人の相性はKとNです。
相性はAからNまで14段階あり、Hまではどちらから観ても同じ相性となります。
そこからはIとL、JとM、KとNの組み合わせとなり、それぞれ相手に対しての生涯の課題が生じる関係性です。
この課題がクリアできた時、どの相性よりも最強になると言われていますが、人間が努力し続けられる期間は最高4年と言われていますので、一般的には相性がよくない方との関係はなかなかの覚悟が必要になります。
このお二人の場合は、Kの星野さんが相手に対して感謝し続けること、Nの新垣さんが一方的に尽くし続けることが課題になります。
ここで初めに書いた個性に戻りましょう。
星野さんは悠然です。
なんでもできるマルチプレイヤーで、誠実、努力家の個性ですが、苦手なことがありますね。
「お礼を言う」「ほめる」「謝る」の3つです。
新垣さんは実益Dですので4グループになります。
4グループは《癒し》の人です。
いるだけで相手を癒し、ホッとさせる個性ですが、基本的に依存的で相手に気配りしてほしい、頑張れないのが特徴です。
生涯の課題というのは、このように、その個性が最も苦手な部分にフォーカスしています。
言い換えると、相性がいい相手は個性のままに(エゴのままに)一緒にいられる人、個性を乗り越えていかないと一緒にいられないのが相性が悪い相手ということになります。
そして、本当に不思議なんですが、相性の悪い相手ほど感情的には惹かれます。
「運命の人」と思えるほどに、です。
星野さんの結婚発表後、ネット上でどんぎつねさんのことが話題になりました。
「私が一番じゃないのね」と山に帰ったどんぎつねさんは、星野さんの結婚に気づいていたという笑い話です。
実は、どんぎつねさんに扮している吉岡里帆さんは、星野さんととても相性がいいんです。
本人が運命の人だと思っている人のすぐ隣に、相性的には大本命の人がいるのは、個性學あるあるの筆頭と言ってもいいくらいですが、ご本人は全く気付いてないケースが本当に多いです。
相手を独占したいくらい好きな感情は、ある意味エゴの衝動です。
そして、その感情の結果としての結婚は社会的な行動です。
星野さんの空亡1年目に始まる結婚生活は、なんのために結婚し、なんのために子育てし、なんのために二人でいるか、目的が明確で共有できているか、ご自分を観察する機会が多いものとなるだろうと推測しています。
そして、感情次第に生きることが悪いわけではありません。
感情次第に生きていると、スリリングでエキサイティングで、人生がスパイシーです。
結果としてスパイシーなのか、意識的にスパイシーを選択するのか、自覚できたら許容度が上がりますね。
「目的から生きる」
「エゴだと自覚して生きる」
「状況次第・感情次第で生きる」
私たちは自由に選択できます。