いつもお読み頂き、ありがとうございます。
生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
2021年7月23日、東京オリンピックが始まりました。
未曾有の状況の中での1年遅れの開催に様々な意見はありますが、選択肢のない中、最善を尽くしていらっしゃる関係者の皆様に本当に頭が下がります。
私の目的は「本来の自分として《明日からの今日》を生きる人たちと、この国と共に発展し続けていること」です。
子どもたちが日本人であることを誇れるように、この国が健全で健康な国で
あるように意図して活動しています。
子どもたちにとって、初めての自国開催のオリンピックで、日本人が活躍する姿を(テレビ越しであれ)見ることは本当に貴重な体験です。
いつかきっと「東京オリンピックで見た〇〇選手に憧れて競技を始めた」というプレイヤーが現れてくるはずです。
私が理事を務めさせて頂いているNPO法人21グローバルクラブの枡田浩二理事長は「大きな逆境の中で滞りなく遂行されている今回のオリンピックは、その歴史の中でも光輝いていくと思います。開催国民として誇らしい。」とおっしゃいました。
私も全く同感です。
その21グローバルクラブは本拠地宮崎で卓球場を運営しています。
年間2,500人ほどご利用頂いています。
元々宮﨑は卓球が非常に強い地域だったそうで、その栄光を知る初代・枡田勇理事長が小・中・高の卓球選手の技術向上にと無償提供されています。
私はいつかここからオリンピック選手が出たらいいなぁと思っていたのですが、今回、日本卓球界悲願の金メダリストが誕生しました。
卓球混合ダブルス 金メダリスト
水谷 準選手 1989/6/9
努力G/挑戦 義理人情 j-a
伊藤美誠選手 2000/10/21
悠然I/先端 義理人情 i-e
決勝戦での試合解説の方が「11歳差がありますが、伊藤が大人ですね」とおっしゃってましたが、ヒューマンリレーションでも個性でも伊藤さんが水谷さんを支える組み合わせです。
水谷選手の個性を総合的に観た時に特徴的なのが、非常に神経が細く、考え込みやすいことです。
今回体調の問題などでシングルスの出場をされていませんが、《試合の前に不安で眠れず深酒をして無理やり眠った》などのエピソードを拝見するとさもありなんといった感じがします。
こういう個性の方は、誰といるか、精神的に支えてもらえるか、が非常に重要です。
反対に、伊藤選手は「精神的にも肉体的にもタフ」です。
あまり考えず、ただひたすらに目標に向かってひたむきに一心に突き進む個性です。
己型(独自・悠然)の方は、見た目が落ち着いているのも特徴ですが、今回個性を調べる時に、失礼ながら「まだ二十歳なの?!」とビックリしました(笑)
見た目どおりの落ち着きで、もし彼女が「個性から観る進路」講座に参加されていたら、彼女の適職は《起業家・女性実業家・社長》です。
東京オリンピック・新種目の混合ダブルスで誰と組みたいかと訊ねられた時、水谷選手は伊藤選手を、伊藤選手は水谷選手を指名して、今回のペアは誕生しました。
個性學は、人間関係を構築するための学問です。
社会の中で、自分の個性を活かし、自分の望む結果を得るために誰と組むといいのかを選択するものです。
考え込みやすい人が自分を安定させてくれる人と、ただパワーで押し切りやすい人が冷静な判断をしてくれる人と、パートナーを組んだ時、自分が自分の弱点と考えていたことが、自分の最大の強みとなる。
このペアは個性學の可能を体現してくれたように感じました。