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生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
2021年9月、自民党総裁選が行われることとなりました。
17日が告示ではありますが、現時点での立候補者の個性と開票日のトキを調べてみました。(50音順)
岸田文雄氏 1957/7/29
夢想I/自然 品行方正 f-f
(ベース/年/月/日)
研究/研究/収穫/整理
河野太郎氏 1963/1/10
先端J/先端 独立独歩 b-a
変革/整理/社交/研究
高市早苗氏 1961/3/7
独自F/夢想 品行方正 c-c
整理/余波/整理/焦燥
トキだけ見ると岸田氏なのですが、それよりも気になったことがあります。
このブログを書くにあたって、様々なニュースや記事を見ていた時、菅総理の「辞任表明」「退陣表明」という見出しばかりが目立っていたことです。
菅総理は「次期総裁選に立候補しない」と言われただけで、辞めるとおっしゃったわけではありません。
安倍総理の任期を引き継がれ、最後までその職務を全うされる《任期満了》です。
フェイクニュースが騒がれる時代ですが、これはさりげないフェイクであり、マスコミの印象操作のように感じました。
現実に起きていることを《事実》と言います。
《事実》とすごく似ているけれど、全く別物で《真実》があります。
《事実》に、自分の思い・考え・解釈・説明などが含まれているものが自分にとっての《真実》です。
人間は自分の観点を通して世界を観ている以上、この二つが重なることは当然ですが、ポイントは「これは自分の観点なんだ」という自覚があるかどうかです。
自分の観点が観察できるようになると、人の観点が観察できるようになります。
そうすると許容度が上がります。
許容度が上がると生きるのが楽にシンプルになります。
もし、あなたの人生に「ほしくない出来事が続いている」としたら、それは《事実》《真実》の区別がついていない(自覚がない)可能性があります。
事実を事実として観る。
観点を観察する。
自分で決める。
自分の選択に立場を取る。
誰も体験したことがない時代を生きていく私たちは、日々この体験を積み重ねるしかないのかもしれません。
菅総理の話に戻りましょう。
体調不良を理由に安倍総理(自然G/悠然 外柔内剛 e-d)が2020年8月に辞任(こちらが事実として辞任です)され、2021年9月までの任期を菅総理(実績B/努力 従順展開 f-i)が引き継がれました。
実績は有事に強い、指揮官型の個性です。
能力は高いのに、受け身で、自分から情報発信しない(人に気づかせようとする)ので、同じ指揮官型である完璧や悠然に比べると印象が薄くなりがちではあります。
菅総理は実績らしく、未曾有の時代に素晴らしくおやりになったと私は考えています。
前例のないコロナの対応や、選択の余地がなかったオリンピック開催など、たった1年のこととは思えない成果の一部を列記しておきます。
▶2020年税収過去最高
▶コロナ対策給付減税支援策決定
▶(是非は別として)ワクチン確保
接種スピードと抑制
外国へのワクチン提供
▶不妊治療保険適用
▶種苗法改正
▶携帯料金値下げ
▶デジタル庁創設
今回の総裁選立候補者、河野氏は5グループですが今年から空亡です。
岸田氏と高市氏は4グループですので体調が気になります。
誰が総裁になられたとしても、落ち着かない時は続きそうな気配ですが、こういう時こそ許容度をあげるチャンスだと私は思います。