いつもお読み頂き、ありがとうございます。
生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
厳しかった冬もようやく終わろうとしていますが、皆様はお元気でお過ごしですか。
2021年は3月と翌1月(先々月)が、2022年は2月(先月)と12月がどなたもトキが重なります。
(2021年3/14・24・4/3・翌1/8・18・28 2022年2/8・18・28・12/15・25・翌1/4)
気温や天候だけでなく、今年の1月と2月は10日ほどでトキが重なる日が巡るという、非常に変化が大きい時期です。
易学的な考え方においても、1月は丑年・丑の月・丑の日が重なるのが1/12・24、年が変わり、2月は寅年・寅の月・寅の日が重なるのが2/6・18・28でした。
干支はよく口にしますが、十干(じっかん)はご存知ですか?
よく知られているのが丙午(ひのえウマ)ですね。
この例で言うと、丙(ひのえ)が十干、午(ウマ)が干支です。
古来から、トキや方角を読むために、この十干と干支の組み合わせが用いられてきました。
十干と干支の組み合わせには法則性があり、6種の干支には5種の十干が、残り6種の干支には残り5種の十干が組み合わさり、合計60種あります。
「今年は寅年」と言っても、十干との組み合わせで5通りの寅があり、2022年と同じ壬(みずのえ)寅の年が巡るのは、60年後になります。
もうお気づきですね?
60歳を《還暦》と呼ぶのは、60通りのトキを一回り巡って、生まれた年と同じトキ(暦)に還ってきたからです。
先に述べた丑重なりの2022年1月12日は、辛(かのと)丑(年)/辛丑(月)/乙(きのと)丑(日)、24日は丁(ひのと)丑(日)でした。
寅重なりの2022年2月6日が、壬(みずのえ)寅(年)/壬寅(月)/庚(かのえ)寅(日)、3月2日は甲(きのえ)寅(日)になります。
2月18日は壬寅(年)/壬寅(月)/壬寅(日)とトリプル重なりです。
個性學のトキ重なりの日とも同じですし、このようにトリプルで重なるのは120年から180年に1回と言われており、非常に珍しいようです。
様々なところで、様々の人から、昨年から今年にかけて「時代が変わった」と聞きますが、本当に今、激動するトキを私たちは生かされているように感じています。
個性學の上級コースである《体験的に知る活用講座》では、個性學60分類を更に12グループに分類し、そのグループ別の特性を学びます。
この12グループがそれぞれ持つ自己の核(本質性)が強調される時期に、強調される場所に向かうことを《覚醒ツアー》と呼び、ここ数年、該当する方に行く日と、行く場所をお伝えしています。
この強調される場所とトキは、本来は縁遠い方がいいとされています。
どんなことであっても、あまり強調されすぎるのは生きにくくなるからです。
ですが、ある特定の時期に、普段は避けた方がよいとされるところにあえて行くことで、
自分を改めて観察する機会とするわけです。
自分自身が、2022年1月に該当したので《覚醒ツアー》に一人で行ってきました。
前述したトキの重なりに呼応するように、その頃発生した大雪と爆弾低気圧に日本中が多大な影響を受けました。
私が向かったのは新潟でしたが、大雪の影響で発着便がない誰もいない空港、誰もいない店が開いてない繁華街、思ってたのと違うホテル、帰りの便が飛ぶか不明というツアーになりました。
あまりの手持ち無沙汰に、部屋のはめ込み窓に張り付いて外を眺めていたら、真っ暗な街並みのビルの向こうに白いものがチラチラ見えます。
なんだろうと目を凝らすと、それは大荒れの日本海の波しぶきでした。
波が高すぎて、岸壁も灯台も時々波で見えなくなるほどです。
その時、唐突に「これが私の本質の原風景だ」と感じました。
孤独な私。
暗く冷たい私。
誰も寄せ付けないほどに激しく荒れている私。
そこから離れたいとがむしゃらに突き進んできた私を、「もういいよ」と静かに受け入れられる私がいました。
長い長い間、「自分でないもの」になろうとして苦しんできました。
そして、私は変わらない自分を許容した上で、誰に対しても温かい人であろうと思います。
家族にも、過去にも恵まれませんでした。
過酷な環境と状況を生き延び、恨みと怒りと共に生きてきました。
その私に「生きるのも悪くない」と思わせてくれたのは、21グローバルクラブの前・枡田勇理事長との出会いであり、この仕事であり、皆さまの存在です。
2016年9月に始めたブログが、5年5か月かけて100になりました。
待ち続けてくださる、あなたのおかげです。
今後も不定期ながら発信し続けて参ります。
あなたの明日が、あなたの望む日であることを心から祈っています。