いつもお読み頂き、ありがとうございます。
生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
今年、個性學をリードするようになって25年目となります。
参加者は述べ4万2千人を越え、ご参加頂いた皆様には感謝しかありません。
本当にいつもありがとうございます。
講座を始めた頃、ご参加者は全員「お母さん」でした。
全国でも出生率が高い九州の中で、ダントツなのが福岡・佐賀です。
子ども3人は当たり前、4人いらっしゃる方もめずらしくありません。
子どもを複数育てる中で、上の子の子育てが下の子に通用しない、どうしたらいいの?というご要望に応えて始まりました。
今となれば、「個性が違えば、子育ては違う」と笑いあえるのでしょうが、当時は経験値も浅く、ご参加者様と共に試行錯誤の毎日でした。
その頃、時々妊娠中の方から「帝王切開と決まっているのですが、いつがいいでしょう」と質問を頂きました。
ご質問を頂いた方と二人で「この個性はどう?」と気軽に考えていたのですが・・・
私の複数答えた日の中からお母さんが選んだ日に赤ちゃんが生まれないことが二人ほど続きました。
(理由は様々です。お医者さんの都合だったり、お母さんの体調だったり)
そこでハタと思ったのです。
私は恐れ多いことをしているのではないか、生まれる日はもう決まっているのではないかと。
「生まれた日によって個性が決まる」というより「個性が生まれる日を決める」という感じと言ったらお分かり頂けるでしょうか。
その仮説を持ってから、出生日に関するご質問には一切答えないようにしています。
私自身、その後息子を帝王切開で出産しまして、手術日の希望も聞かれましたが、ドクターに決めてもらいました。
今も忘れませんが、ドクターに決められた手術日当日、帝王切開なのに陣痛がつきました。
そして、自然分娩できるかもと頑張ったのですが、どうも何か違和感がありました。
診察してもらうと、陣痛の最中なのに「胎児が動き回ってる。はしゃいでるみたいだ。」と言われたのです。
通常、陣痛が起きると胎児は体を丸め、生まれやすい姿勢をとります。
息子は最後までじっとすることはありませんでした。
後日、息子が「先端」だとわかった時、「生まれる前から先端だったよね」と笑いました。
個性學では、リンゴの種からはリンゴが、柿の種からは柿が生えると言います。
では、私たちの個性の種はどこから、いつあるのでしょう。
もし、私の仮説のように「個性に生まれる」のだとしたら、善悪やいい悪いでなく、ご自分の個性を十分に生きてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
個性の幸せを堪能することも、個性を超えていくことも、まずは自分の個性を充分に知ることがスタートですね。