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生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
先日オリンピアンでプロスケートボーダーである国母和宏さんが逮捕されました。
※呼び方は他にもありますが、ここでは「さん」で統一させて頂きます。
このブログでは基本的にいいニュースしか扱いませんが、今回のテーマがわかりやすい題材と思い、取り上げます。
【2246分類】の中で、スピード特性の4分類、そのうち最も早い個性が「突撃隊長」です。
実益(城)・挑戦(大物)・先端(人)がそれにあたります。
外的刺激に対して、考えるより先に反射反応的に体が動き、思いや考えは後から付いてきます。
動き出すまで1分と言われ、レスポンスが非常に早いのが特徴です。
個性には様々な特徴があり、その特徴があるからこそ十人十色となるわけですが、ある特徴をある観点から観れば長所となり、別の観点から観れば短所となります。
つまり、長所と短所は同じもので、どこから観ているかの違いです。
もし、あなたが今人間関係や自分自身のことでストレスを感じているとしたら、その相手や自分のイヤだと思っている部分を反対に観たらどうだろうと試してみる価値はあります。
「突撃隊長」は好奇心が旺盛で、なんでもやってみようと直線的に体験したがる個性です。
ですので、後悔したり反省することがあっても、次の刺激があると、そのことを思い出す前に体が動いてしまいます。
これらを長所と観るならば「恐れない」「チャレンジャー」「へこたれない」「落ち込まない」となりますが、他の個性から短所として観ると「信じられない」「考えない」「反省しない」「懲りない」となります。
私は自分自身がこの分類ということもあり、ずっと以前から薬物などに手を出すのはこの分類が多いのでないかという推論がありました。
もちろん私は経験がありませんが(笑)、好奇心が抑えられないことと、その誘惑から逃れる意思が継続しない
(体験したいという欲求が強い)ことが特徴の分類だからです。
古い話で恐縮ですが、酒井法子さんが挑戦、彼女の元夫が先端、押尾学さんが先端、チャゲ&飛鳥の飛鳥さんが実益です。
先日話題になった元カトゥーンの田口さんが実益、冒頭の国母さんが実益、同じ日に5度目の逮捕になった田代まさしさんが挑戦です。
もし、私の推論が当たらずとも遠からずであるなら、突撃隊長はタバコや飲酒など依存性の高いものを最初から体験しないでおくことや、違法性のあるものを近づけさせない環境にいることが、結果的には自分の身を守ります。
「長所」だから善/良、「短所」だから悪/ダメという対立的な観点は感情的なことしか生みだしません。
感情論ではなく、自分の個性を自分の目的に向かって効果的に伸ばしていく、そのことを妨害するかもしれないことを予防したり、事前に対処しておく。
データを記憶して使うのでなく、「個性學を生きる」とはそういうことではないかと私は考えています。