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生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
2018年12月20日・21日に竜王戦が開催され、通算100期を賭けた羽生善治19世名人が破れ、27年ぶりに無冠となられました。
羽生善治さん 1970/9/27
実績G/悠然 外柔内剛 a-f
羽生さんも内外面共に「指揮官型」で、「考えること」が得意で、「自分で動こうとしない」個性です。
「歴史」「伝統」好きで、「経験と実績を重視する」実績型ですし、「外柔内剛」は勝ち負けにこだわる人が多いので、棋士は天職と言えますね。
今年、羽生さんは「行動」ベースの「整理」年です。
ベース空亡中でもあります。
羽生さんにとって「行動」ベースは悪くありませんが、考える人にとっての「整理」は非常にお辛い年ではなかったでしょうか。
「整理」のキーワードは「迷う」です。
いつもの道で迷う、普段すぐ決められることに時間がかかる、決めたことが当て外れといったことが多く、そのために予定をゆっくり組む、所要見積もり時間を1.5倍にするといったスケジュール管理が必要となります。
Gの方の「整理」年は、「周囲の状況がガラリと変わる。その急変に振り回されると、打開策が的外れになる。」とお伝えしています。
羽生さんご自身がインタビューで「加齢のせいか、臨機応変の対応が遅れるようになった」とおっしゃっています。
「思い切った手を打ったけれど、結果的にはうまくいかなかった」とも。
史上初永世七冠の羽生さんでさえ、トキの森の中で迷っていらっしゃるのかもしれません。
歴史上、タイトルを失った過去の名人は皆さん、翌年タイトルを奪還されています。
羽生さんも来年は「研究」です。
長年やってきたことの評価が得られる・労が報われる・業務繁栄といった意味があります。
全てのトキ「G」の方にとって、2019年がいい年となりますようお祈りしています。