いつもお読み頂き、ありがとうございます。
生年月日を科学し、人間関係をデザインする。
日本一個人検証数が多い個性學エヴァンジェリスト・村元治枝です。
さて、先週のブログ「イチロー選手引退①【生きる目的】」お読み頂きましたでしょうか。
今回は②【超個性】がテーマです。
イチロー選手 1973/10/22
敏感H/先端 従順展開 c-d
前回も書きましたように、敏感は本来、感覚的に動く個性で、集中するとすごいが長く続かない特徴があります。
一つのことを継続することを最も苦手とする個性です。
これは単純なルーティンも同じです。
「飽きっぽい」ので、単純作業の繰り返しや、反復して身につける行動などが苦手です。
イチロー選手は、規則的な生活を送り、時間を厳守し、食事さえも同じ時間に同じものを食べたというエピソードが有名な方です。
引退発表をなさった日も、明日もいつもと同じ練習をしているでしょうねとお答えになっていましたね。
個性學の通常講座のテーマは、【個性らしく生きる】です。
先天的な個性はあっても、その個性が育っているか、環境によって一人一人違います。
特に、「この個性(私)でよかった」という自己肯定感は、育った環境の個性の組み合わせによって大きく変化すると言えるでしょう。
「私は私(の個性)でOK」と感じることができたら、生きるのが楽になるのではないかと個性學(通常講座)を発信し続けています。
ですが、「個性らしく生きる」ことは、「エゴらしく生きる」ということと同意語でもあります。
つまり、我を超えることはできないということです。
【生きる目的】が個性を超越している時、目的を達成するためには個性を超えていく必要があります。
そう、繰り返しが苦手なイチロー選手がしつこいくらい同じ練習を繰り返したようにです。
私たちは幸せになるために生まれてきました。
そして、個性らしく生きるのが幸せか、個性を超えて生きるのが幸せか、選択するのは私たち自身です。
「通常講座」で個性を知り、「体験的に知る活用講座」で目的を明確にして、必要ならば個性を超えていく。
その観点から講座をご活用頂けたら幸いです。
最後に、敏感はよくも悪くも目立ってしまう個性です。
なにかと注目を集めてしまいます。
そして、その目立つ個性があえて後方に下がり《誰かを目立たせる》ための行動をし始めた時、最大の成果を手に入れます。
引退後、イチロー選手は育成に携わられるようですが、もしかするとこれからがイチロー選手の【超個性】の真価を発揮する時なのかもしれません。